ノンケのフェラ友

ノンケのちんこ
彼はノンケのフェラ友で名前は昇太と言った。「天に昇るくらい太いんだぜ」と見せてくれたチンコは、彼の名前通りそそり立っていた。昇太のチンコを咥えると、汗をかいた彼の体から独特の匂いが漂っていたことを覚えている。やや甘い感じでそれでいて刺激もある、これまでに嗅いだことのない匂いが彼の体からあふれていた。
俺はゲイだが、昇太はノンケだった。あるコミュニティティで知り合った俺たちで、俺は一目見た時から昇太のことを気に入っていた。ただし、昇太にはその気はなかった。昇太は普通に友達や彼女が欲しいごく普通の男性だった。
それでも、俺が劣情に任せて昇太を口説くと「フェラくらいで勘弁してくれよ」と彼は笑いながら相互フェラには付き合ってくれた。ノンケの彼がフェラ友とは言え自分に付き合ってくれたのは意外だった。俺は報われなさも感じていたが、それでも昇太のチンコを咥えるのが楽しみだった。
ただ、昇太は「彼女が欲しい」と言う言葉とは裏腹に彼女を作ろうとはせず、俺とのフェラ友の関係を長く続けてくれた。もしかしたら、ノンケからゲイに傾いてくれているのかな?と思ったが、「いやいや、悪いけど俺の夢はマイホームパパなんだよ」と昇太は言っていた。
俺も正直に言うとフェラ友よりもカレシが欲しかった。昇太がゲイにならない以上、俺もどこかで昇太とのフェラ友関係に見切りをつけなければ、と考えていた矢先に昇太は亡くなった。昇太はスキルス性の胃がんだった。彼から感じていた体臭は投薬によるものだったのである。
末期を悟った昇太が病床で全てを明かしてくれた。マイホームパパを夢見ていた昇太だったが自分が長く生きられないことは悟っていた。だから、残されたものの不幸を考えると、昇太には家族を作ることはできなかった。それで後腐れのないフェラ友を俺と続けてくれたのだ。
「ごめんな、気持ちに応えられなくて」これが昇太の最後の言葉だった。だが、俺に昇太に謝られる筋合いはなかった。好きな人のチンコを咥えられると言う至福を昇太が味合わせてくれたのは事実だからだ。
フェラ友
ゲイとの出会い